知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

成功させたい気持ち~ゲーム~

息子が年長の話です。

 

園では一日の中で、

みんなで決まった遊び

(設定遊び)をする時間があります。

 

ゲームの日は参加することが難しいこともありました。

nashisuki.hatenablog.com

 

慣れてくると、

参加はできなくても、その部屋にいること。

 

先生と一緒に参加すること。

 

少しずつですが、

ゲームの参加ができることもありました。

 

ある日のこと。

 

私も園で子どもたちの様子を

見ることができました。

 

その日はわなげをしていました。

イスを1列に並べてみんなが座っています。

 

先生に呼ばれた子が

床のビニールテープが貼ってある場所に

行きます。

 

そこからわを投げます。

 

わが入る棒は9本ありました。

 

息子も座っていたことに

まずびっくりしました。

 

1人で座っていられることも

あることを知りました。

 

立ち上がることもせず、

お友だちのわなげの様子を

見ていました。

 

名前を呼ばれて、

息子が立ち上がります。

 

先生に誘導されて、

投げる場所に立ちます。

 

投げます。

 

上手く入りません。

 

投げます。

 

惜しいのですが、入りません。

 

投げます。

 

入りません。

 

残っているわは2つです。

 

投げます。

 

入りません。

 

投げます。

 

最後の最後で

入りました^^

 

先生たちはわが入らなくても

「いいよ」「おしいよ」「もう少し」

など声をかけてくれます。

 

わが入ったときは

ものすごく盛り上げてくれていました。

 

大きな拍手の音で

息子も嬉しそうでした。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆