知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

成功させたい気持ち②~ゲーム~

昨日の記事の続きになります。

 

園では一日の中で

設定遊び(みんなで同じ遊び)をする時間があります。

 

この日はわなげです。

 

私が園に行った時で

その様子を見ることができました。

 

わなげの自分の順番が終わって、

わを自分で片づけます。

 

自分の投げたわを

回収しに棒の近くに行きました。

 

その時、

落ちていた4つの輪を

手で棒にいれました。

 

先生たちは、

「全部いれたかったよね」

と声をかけてくれて、

わを一緒に回収していました。

 

そして、

自分の席に戻りました。

 

その時、

ニヤリと笑っていました。

 

落ちていた4つのわを

棒に手でいれたことに

満足げな様子でした。

 

先生たちは、

その行動を悪いこととせず、

見守ってくれていました。

 

息子の気持ちに寄り添い、

やりたい気持ちに応えて

くれた後で

正しい(今やるべきこと) 

行動に導いてくれていました。

 

私が見習うべき行動だと思いました。

 

悪い・ダメと叱るのではなく、

息子の様子から気持ちを想像して、

私が受け止めて、

きちんとしてほしい行動につなげる。

 

ルールやゲームの概念がなくても、

繰り返すことで

何かを理解するのかもしれない。

 

自分が楽しいと

思える行動をするのかもしれない。

 

息子にも

ゲームを通して

感情が育まれていると思いました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆