知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

先生の言葉~~言語指導に集中できない~

息子が入園してから、

先生たちとの出会いは大きかったです。

 

時には、

息子の成長に合わせて

背中を押してくれたり、

困っていることは一緒に

考えてくれたりしました。

 

そして、息子の些細な成長も

気づいて報告してくれます。

 

 

息子が

何か問題行動をしてしまったときに

振り返るときに

連絡帳などを見返しています。

 

その中のやりとりで

あらためて

息子について考える

きっかけになることがあります。

 

言語指導の時間に

集中できない日がありました。

 

座っているより

立ちあがろうとします。

 

そして、

部屋にある窓から外をみたがります。

 

月に1回この時間が

終わったときの発語の様子、

ここで覚えたサインなどは息子だけでなく

私たち家族にも良い影響があります。

 

無駄にしてほしくない。

集中してほしい。

 

私の頭の中はこういうことで

いっぱいでした。

 

O先生

「あ~私の休憩の入れ方がよくなかったね。」

「外見たくなっちゃったよね。」

 

「いいよ。みていいよ。」

 

息子は立ち上がり、

先生の誘導で窓にいき、

網戸にしてもらい外を見せてもらいました。

 

嬉しそうに外を見る息子。

 

O先生

「あと10秒で終わりだよ」

先生が声に出して10秒数えます。

 

「よし、これでもう一回頑張ろう」

窓を閉めました。 

 

息子は満足げな様子で、

自分のイスに座りました。

 

それじゃ、これやろうね。

今日の課題をやります。 

 

今度はしっかりと

できました。

 

「意外とっていう言い方はよくないですが、、」

「やりたい気持ちを放出すれば、

そのあとこちらの要求に耳を傾けられそう」

 

とO先生が話してくれた時、

今日のやりとりはそれだった

と思いました。

 

私は、

息子ができないことが

気になって仕方ありませんでした。

 

でもO先生は、

息子にどうアプローチしたら

次にやることをすすめられるのか

考えてくれたのです。

 

息子が悪いという言い方ではなく、

自分が悪いという言い方で、

息子に伝えてくれたのです。

 

学ぶべきことがたくさんありました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆