知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

言語指導でできるようになったこと

息子が年長の話です。

 

月に一回、

ST(言語聴覚士)による言語指導を受けていました。

 

発語を促すにはどうしたらよいのか。

言葉だけでなく、

コミュニケーションのとりかた、

日常生活ができるだけスムーズになるような

手段を教えてくれました。

 

息子の出来そうなことを

少しづつステップアップして

教えてくれます。

 

今回は行動のカードの話。

 

<手を洗う>

カードに手を洗っている絵がかいてあります。

 

先生は

両手を前に出して手のひら合わせて

前後に動かします。

 

「て・を・あ・ら・う」

 

言葉をゆっくり言ってくれます。

 

<泣く>

泣いている顔の絵があります。

 

両手を目の下にあてて

「え~ん、え~ん」

と先生が言います。

 

<走る>

子どもが走っている絵です。

 

両腕を腰の横で前後に動かします。

 

「は・し・る」

 

と言いながら腕を動かします。

 

行動に名前がついていること。

 

体を動かすことで行動と結びつけること。

 

絵カードをみて行動を覚えること。

 

こういうことが

息子の発語

につながります。

 

絵カードへの息子の反応は、

悪くありませんでした。

 

先生のマネも一生懸命しました。

 

発語が出なくても、

 

手を洗う

 

泣く

 

走る

 

という言葉を言われると、

先生に教わった動きをやるようになりました。

 

これは、

O先生の教えるタイミングが

すごく

合っていたのではないかと思います。

 

こんなにやろうとすることも

すんなりやったことも

 

私は嬉しかったです。

 

家族も息子とのやりとりが

増えていくことを喜んでいました。

 

できるようになったことを

褒められることは

息子も嬉しそうです。

 

言語指導のおかげで

もっといろいろなことを

吸収してほしいなぁと

思うようになりました(^o^)

 

☆読んでいただきありがとうございます☆