知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

個別支援の目標③

息子が年長の話です。

 

年に4回、

先生との面談があり、

個別にどのような支援をしていくのかを考えてくれました。

 

息子(6歳5ヶ月)のときの個別支援の目標です。

 

排せつ・・手洗いを行えるよう支援します。

 

「ごしごししよう」と声をかけ、

手のひらをこすって洗うよう促します。

 

この文章を読むと、

今までは手を洗っていなかったのかなと

思ってしまいますよね。

 

手は洗っていました。

 

後ろから

私や先生が手を持ってやらないと

遊んでしまうことが多かったのです。

 

手を洗うことを覚えて、

自分で園の水道には行きます。

 

ひとりでやると、

出ている水に手を出して

石鹸をつけてすぐ流してしまうのです。

 

言語指導の時間に

手を洗う

という絵カードをみて、

自分の手をこすることができるようになりました。

 

就学後、

ひとりで手洗いができるようになった方が

よいということでこの目標を設定してくれました。

 

先生の声かけで

今ならできるようになりそう

という段階に入っているという判断でした。

 

息子は物の名前・行動の名前がわかりませんでした。

 

言語指導の時間の絵カードで

物の名前、走る、飲む、手を洗う、泣く、

など絵と言葉と見本と体を動かして

覚えてきたことがありました。

 

このことと

園での個別の目標で実際につながって

点と点がつながったような気がしました。

 

項目として、

排せつでの目標になっていますが、

園で手を洗う時すべて

この目標となっていました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆