知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

見守る気持ちか?とめるのか?

息子は特別支援学校に通っています。

 

低学年の話です。

 

<ある日のこと>

 

帰りの会の前のトイレで

洋服がぬれてしまったので

着替えました。(長そで・長ズボン)

トイレの後、手を洗う際にぬれてしまったようです

 

 

<次の日>

 

昨日の着替えが入ってしまったのか、

帰りのしたく、トイレのあと、

自分で着替えてビニール袋に入れたので、

予備からまた着ています。

 

様子を見て、

明日も同じかんじになりそうなら

とめるようにします。

 

と連絡帳に書かれていました。

 

昨日の着替えが入ってしまったのか、、

 

というのは、

繰り返して

行動を覚える特性のある息子は、

昨日やった流れを

今日も繰り返してしまったということです。

 

でもその流れは

本来の流れではありません。

 

水にぬれてしまった時の流れ

ということです。

 

先生は、

「今日は違うよ」

と息子をとめないで見守ってくれました。

 

どうして息子が

このような行動をしてしまうのか

 

あ~昨日の行動が入ってしまったのね、

と息子の行動を泳がせてくれた

ような気がしました。

 

そして、

次の日もう一度やるのかなと

様子を見ていたら、

周りのお友だちをみて

 

何か違う?

 

と思ったような顔をしたので、

 

「着替えしなくて大丈夫だよ」

 

と教えてくれたそうです。

 

そして、

やらなくなりました。

 

もっと理解するまで

時間がかかると思っていました。

 

私なら、すぐに

今日は着替えないよと

とめていたと思います。

 

今回の場合、

息子を見守る気持ちが

大切だったのだと思いました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆