知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

障害児と兄弟

息子が年長の話です。

 

携帯電話のアプリに

知育ゲームがあることを知ったのは

長男・次男のおかげです。

 

色々な知育ゲームを

息子の目の前でやっているだけ。

 

息子を理由にして

自分たちが楽しんでいるだけ

のようなところもあります(^_^;)

 

でも横で見ている

息子は楽しそうです。

 

言語指導の先生に

携帯電話での動画やゲームは

20分以内で切り上げましょう。

 

と言われていたので、

携帯はできるだけ息子の

手の届かない場所に

置いておくようにしました。

 

不思議なもので、

教えていなくても

興味のあることはできてしまいます。

 

ある日のこと。

 

「すごい」

「はやい」

とお兄ちゃんたちが

大きな声で笑っています。

 

「絵を合わせるのできてるよ」

とお兄ちゃんたちから言われました。

 

確かに、携帯を床に置いて

真剣に画面を見ている息子。

 

その指の動きがはやいのです。

 

この知育ゲームは、

神経衰弱のように

カードに触れるとカードをめくれます。

 

間違えていい回数が決まっていて、

回数を超えると

カードがパラパラと下に落ちていきます。

 

その状態を何回かやった後に

見事に成功したのです。

 

誰も教えてはいません。

みていてできるようになりました。

 

絵合わせのレベルがあって、

やさしいレベルがクリアできたのです。

 

難しい時やできないときは、

お兄ちゃんたちの手をもって

画面を触らせようとします。

 

「なんていうの?」

 

「や」でしょ。

息子がなんでもちょうだいと言ってしまうので、

最初の1文字をヒントとして出してくれています。

 

息子「やって」

 

「いいよ」

 

お兄ちゃんたちも、

発語でやりとりを促してくれます。

こういうことが助かります。兄二人に感謝しています。

 

ゲームをやりすぎないでね。

 

と思っていましたが、

これは子どもたちだから

できたことなのかもしれないです。

 

3人で遊んでいることが嬉しかったです(*^^)

 

☆読んでいただきありがとうございます☆