知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

手をつなげたね

息子が年中の頃の話です。

 

手をつないで

歩くことがまだ難しかったです。

 

家族で動くときは車、

私と二人の時は抱っこ、

そんな日々だったと思います。

 

もう抱っこするには、

おかしい年齢だよと

お兄ちゃんたちに言われるまで

変だとは感じていませんでした。

 

もう年齢的には、

抱っこの大きさではないんだ

と言われて気づきました。

 

人通りが少ない遊歩道を

手をつないで

歩く練習をしました。

 

手はつなげても

嫌になると

はなしてしまいます。

 

気になるものを見つけると

急に走り出そうとします。

 

歩いているときは

「ママの手とギュッだよ」

と声をかけます。

 

手が離れたら

また繰り返し伝えます。

 

「ママの手とギュッだよ」

 

手をつながないと

外は一緒に歩けないと

いうことを教えました。

 

息子は危険察知ができません。

 

信号もわかりません。

 

赤・青の色の概念もありません。

 

横断歩道だよもつうじません。

 

自転車や車が通るから危ないよも

わかりません。

 

車が来ないか確認しようは

立っているだけでできません。

 

車が来ていても

行きたい気持ちがあれば

怖がることはありません。

 

前から人が歩いて来ても

よけられないと思います。

 

怖がらないのです。

 

だから

手をつないで歩くことが

大切です。

 

コントロールをしてあげないと

命にかかわります。

 

「手をつなげたね」

 

この言葉を息子に

よく伝えていました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆