知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

危険の察知は?できるようになってほしい・・

息子が年中の頃の話です。

 

言葉は話せません。

危険を察知することができません。

 

危ないことを教えてはいます。

 

危ないという感覚が

なかなか身につかないのが

息子です。

 

網戸にしたら外をみたくて落ちる危険。

 

窓のカギを開ける危険。 

玄関のカギを開ける危険。

 

キッチンに入っていたずらする危険。

包丁やはさみなどを触る危険。

ガスレンジの火をつけてしまう危険。

 

家の中の

危険を探しては

危険回避を考えます。

 

これが危ないよ。

熱いよ。痛いよ。

いけないよ。

 

息子は

言葉の意味がわかりません。

 

危ないという

概念がないということが

言葉として

当てはまります。

 

痛みに

鈍いようなところもあります。

 

どこかにぶつけたとしても

誰かが見ていないと

状況がわかりません。

 

息子のそばには

誰かが一緒に

いないといけません。

 

そばにいて、

危ないことは

止めに入らなければならないからです。

 

目を離せない状態が、

息子が起きたときから

寝るまで続きます。

 

できるようになってほしいけど、

危ないことは覚えないでほしい。

 

できるようになってほしいけど、

危ないことはできなくてもいい。

 

すごく矛盾している

私の気持ちがあります。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆