知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

5歳 言葉が出ないならどうする?

言葉が出ない息子は、

やってほしいことがあると

大人の手をつかみます。

 

クレーン現象です。

 

園では、

先生の手をつかみます。

 

出入り口はカギが

ついています。

 

子どもが勝手に

出られないようにしてあります。

 

息子は先生を

出入り口に連れて行って

手をつかんで

上の方に持っていくのです。

 

カギが上についているのです。

 

先生は

「かたくてあかないよ~」

 

私なら

「今は出たらだめよー」

 

と息子に話す言葉が違います。

 

先生たちは、

ダメだよという言葉ではなく、

 

かたくて開かないから

違うことしよう。

 

かたくて開かないから

他の先生に頼んでみよう。

 

という言葉で伝えます。

 

違うことがすんなり聞き入れられれば

それでよし。

 

他の先生に頼むときは、

その先生になんて言葉をかけたら

開けてくれるのかを

教えてくれます。

 

やりとりを

本人だけでやらせるのではなくて、

一緒にお願いしてみようと

見本をみせてくれるのです。

 

自分の気持ちを伝えるには、

言葉があって、

言葉がいえなくても

やりとりが必要なんだよということ

を教えてくれていました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆