知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

年長さんあるある??

息子が年長の話です。

 

おもちゃが入ってる大きい

カギ付きのロッカーが

園にはありました。

 

先生たちの背で手が届く所に

カギをかけておく場所がありました。

 

息子は、

開けてほしい時

ロッカーをガチャガチャしていました。

 

先生

「おもちゃがほしいの?」

 

息子

「・・・」

 

先生

「ちょうだい」

手のひらを上に向けて、

手と手を重ね合わせるジェスチャー付きです。

 

息子

「ちょうだい」

手と手を重ねてアピール。

 

というやりとりをしていました。

 

ところが、

年長さんになると、、、。

 

最近、

カギを取りたいときは

イスを持ってきてとろうとします。

 

「えっ」

イスを持ってきて、

その上に乗っているのですか?

 

そうなんです!と先生。

 

「どうして、

そんなことができるようになったのでしょうか。。」

 

先生

「年長さんあるあるで、、(^o^)」

 

どんな話かと言うと、、、

 

先生たちがカギをおく場所を

年長さんになると、

みんなわかってきます。

 

あるお友だちがイスを使って

カギをとる姿をみると、、。

 

それを見た子どもたちが

どんどん

マネをしてしまうらしいのです。

 

そして、息子も(^_^;)

 

勝手にカギをとるのは

いけない事なのですが、

賢い気がしてしまいました。

 

先生たちは

イスを持つ場面ではないときに 

イスの方に行くことを阻止しているとの話でした。

 

今はこっちだよ~

 

この遊びの時間だよ

 

など違うことに

誘導してくれているそうです。

 

見てマネすることが苦手な息子。

 

興味のあることは

マネができること。

 

頭を使って考えていること。

 

いけない事でも、

違う角度から考えると、

息子の良い部分につながるヒントのような

気がした出来事でした。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆