知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

給食準備を学ぶ

給食の時間

準備をする工程があります。

 

自分の座る席は固定されていません。

 

机と顔写真(先生とお友だち)で

ホワイトボードに貼られています。

先生との組み合わせや

いろいろなお友達との交流が考えられているようです。

 

それを確認して、(先生に教わって)

自分のロッカーのリュックの中に

ある食具が入っているケースと

おしぼり用タオルが入っているケース

を机の上に出す。

 

ケースからおしぼり用タオルを

出して、水道に並ぶ。

順番を守ります。

 

水道でタオルを濡らして絞る。

やり方は先生が教えてくれます。

 

息子は

ぎゅっと握って絞るやり方を

覚えました。

 

自分のイスに座る。

食具をケースから出す。

 

ここまでが準備でした。

ここまで終わると、

先生におもちゃをもらいにいけます。

 

おもちゃを一つ

自分のイスに座って

給食が運ばれるまでは

遊んでてよいことになっていました。

 

言葉で書くと、

たくさんやらなければならないことが

ありますね。

 

息子は

もちろんできないです。

 

私が横について、

一緒にやっていきました。

私もよくわかってないのでマネをしていました

先生やお友達に聞きながら(^^;

 

誰かに聞くことができない息子には、

実際に動作を確認して

繰り返すことが大切だと実感します。

 

息子は言葉の説明ではわかりません。

 

見本をみせてくれて、

話しかけてもらって、

学びます。

 

できないことばかり気にしていましたが、

できる可能性があることをみせてもらえました。

 

できないながらに

やろうとする息子の姿がみられただけで

集団の力を感じました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆