知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

やりとりの練習②

息子が年長の話です。

 

息子は話すことができないです。

会話ができません。

 

発語は促せば少し出ます。

 

「ちょうだい」

「かして」

「やって」

 

という言葉を場面に合わせて

言えるようになる練習を

園ではしてくれました。

 

ある日のこと。

 

ビーズ入りの色水のキャップを

開けてほしそうに

職員に手渡す○○(息子の名前)君。

 

「あけて?」と聞くと、

「てっ」と要求しています。

 

職員が険しい表情で

色水がでないようにキャップは開きません。

開けるマネをすると、

開けれられないよ~と演技してくれたみたいです。

ニヤリと笑っています。

 

別の日のこと。

 

おうまの曲に合わせて

四つん這いで進む職員の上に

お友だちが乗っているのを見て

自分を乗せてくれそうな職員を探し、

職員の上に乗っています。

 

と書かれていました。

 

先生に促されることで、

発語が出ているのがわかります。

 

1文字でも言おうとしたこと、

言えたことが嬉しくなります。

 

少しずつですが、

周りのお友だちの様子や

先生たちの様子を見て

自分も仲間入りさせてもらおうとしている

ことがわかります。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆