知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

その「あ」が欲しかった~

息子は特別支援学校に通っています。

 

低学年の話です。

 

発語が少なく、

ひらがなの読み書きはできません。

 

学校から帰ってきた息子が、

 

「今日こんなことしたよ~」

「これが楽しかったよ~」

 

とは話せません。。。

 

私が連絡帳をみながら、

 

こんなことあったんだね~

 

これしちゃったんだね(>_<)

 

給食これくらい食べられたんだね

 

と話しかけるようにしています。

 

息子は

ソファーに座っているか

そのままじゅうたんにうつぶせで

寝っ転がっています。

 

私の大きな独り言(^-^)

 

これを毎日繰り返していました。

 

<ある日のこと>

 

私「帰ってきた息子に

今日はパリパリサラダ

のパリパリ食べられたんだね」

 

息子「あ」

 

私「グラウンドで走ったんだね」

 

息子「あ」

 

まさかの「あ」

 

私「ママの言ってることに

反応してくれるのね」

 

息子「あ」

 

私「すごいね」

 

息子「あ」

 

気持ちがこもっているかいないか

「あ」でしたが、、

 

会話ができているみたいで

笑ってしまいました( ^^) 

 

こんなに反応されることは

初めてでした。

 

息子の「あ」は相槌のように

今でもしてくれます。

 

話しかけることを続けてよかった

と思いました。

 

何かを生み出すことがあると

信じることができるようになりました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆