知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

考えること。。

息子は

繰り返すことで

物事の流れをつかむことができます。

 

つかむまでには、

時間がかかることもあれば、

そうでないこともあります。

 

何かを

習得できないわけではありません。

 

習得できているのかどうか

本人に

確認がとれないことが困ります。

 

突然やらなくなることもあります。

 

できないのか。忘れてしまうのか。

やりたくないのか。

 

どれに当てはまるのかわからないこともあります。

  

自分の靴を並べる

 

息子は

自分の脱いだ靴をきちんと

そろえます。

 

自分の靴を

自分でそろえられれば

気がすみます。

 

ほかの人が

良かれと思って

そろえてくれたとしても

気がすみません。

 

そのままにしていることが気になって、

そこまで戻って

自分でそろえるまで

息子の頭の中は

 

靴を自分でそろえていない事

 

でいっぱいになっているのだと思います。

 

否定されてしまったり、

 

止められてしまったり、

 

そのような言葉や行動が

周りの人にされてしまうと、

息子の頭の中で

その思いがはじけてしまうのかもしれません。

 

騒いだり、

奇声を発したり、

そういうことで

自分の気持ちを伝えているのかもしれません。

 

これをよくない事とととらえるのか。

 

こうしたらどうだろうかと考えてくれるのか。

 

こうしたかったのだね

と共感して気づいてもらえるのか。

 

親としては、

どうしてほしいのか。

 

周りとしては、どうなってほしいのか。

 

それぞれの立場によって

考えが違うことを

理解しています。

 

大事にする視点が

異なることもあります。

 

情報は共有しています。

 

でも、

息子にはわかりません。

 

どう伝えていけばわかるのか。

 

どう示していけばわかるのか。

 

どうすることが本人にとってよいのか。

 

息子の成長とともに、

とても難しく感じることがあります。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆