知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

集団行動の中で

息子が年長の話です。

 

息子には自分の世界があります。

 

こだわりがあります。

 

集中できる時間はすごく短いです。

 

園では、

工作やお絵描きの時間に

20分集中できたと

連絡帳に書かれていたこともありました。

 

20分も!!集中できた!!

 

そんなに

長く集中できることもあるのだと

思っていました。

 

集団行動の良さは、

同じ年齢の子たちと

一緒に何か一つのことを

行う時間があることです。

 

息子はこれがとっても苦手です。

 

泣いて嫌がる。

フラフラ立ち上がって、

違う場所に行ってしまう。

 

集団で何かすることが始まると、

参加しないのです。

 

みんながやっているから

やってみようという気持ちが

通園前は、

全くなかったのです。

 

通園してからは、

みんながやっているから

やってみよう。

 

に変化したように思います。

 

でも、

自分のペースがあります。

 

声も聞こえているはずなのに、

目も見えているはずなのに、

 

自分のやりたいことに夢中になってしまいます。

 

周りに合わせることなく、

自分のペースで動いてしまう。

 

これが、

すごく出てしまいます。

 

集団行動が苦手と判断できるのは、

こういう行動をするからです。

 

園では、

息子のできないことをイケナイではなく、

どうしてその行動になるのかを

よくみてくれていたと思います。

 

息子の気持ちに寄り添って

こうじゃないよ~と教えてくれます。

 

集団行動にも

繰り返すことで

できることが増えていく。

 

通園してからの息子を見ていると

ほんとうにそう思います。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆