知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

三輪車が好き☆

息子が年長の話です。

 

三輪車が好きな息子。

 

ペダルに足を乗せるよりも

自分の両足で前に進む方が速いので

その乗り方をしていました。

 

ある日のこと。

 

三輪車に乗ると職員の手を

自分の足までもっていき、

ペダルに乗せてほしい思いを

伝えています。

 

職員が軽く背中をおすと

自分でも

ペダルをこいで進んでいます。

 

と連絡帳に書いてありました。

 

ペダルをこぐことが

わかって

先生の手を借りて

自分でやってみたことがわかります。

 

平和に遊んでいる日もあれば、

こんな日もありました。

 

テラスと園庭をつなぐ階段を

三輪車で降りたい思いから

何度も階段のところに向かっています。

 

「危ないから(テラスを指さし)こっちだよ」

とその都度伝えたところ、

怒って地団駄を踏んで泣いています。

 

怒った際に

コンクリートのところで

両ひざをすり少し赤くなっています。

 

5分ほどすると、

気持ちが落ち着き

部屋に入っています。

 

と連絡帳に書かれていました。

 

テラスが遊べる範囲ということが、

わからなくて

園庭に三輪車で降りようとしたところを

思い通りにならなくて泣いて気持ちを

地団駄で伝えたようです。

 

先生がダメだよ!と止めるだけでなく、

ここならいいよという場所を

教えてくれているのがわかります。

 

何でダメなの~(T_T)

という気持ちが息子にはあると思います。

 

でも、

ここはいいよ

という場所がわかるからこそ

騒いでも気持ちが落ち着いたのかと思います。

 

帰ってから、両ひざは特に

痛がることなく、大丈夫でした。

 

ケガをさせてはいけない中で、

息子にしっかりとダメなことを

教えてくれたのがわかります。

 

好きな三輪車だからこそ、

ルールを守ることを

覚えられるように頑張ってほしい

と思いました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆