知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

3歳 書けない 

母子手帳の保護者の記録にある項目に挑戦した話です。

 

クレヨンなどで丸(円)を書きますか。

 

書くことが難しい。クレヨンを持つことが難しい。

丸(円)という言葉と形がわかっていない。

 

紙とクレヨンを用意します。

持たせてみます。

 

書けません。

とんとんたたいてみたり、

紙という枠をこえて、線を書こうとしてしまいます。

 

「まーる」「まーる」「まーる」

と言いながら、

何個か丸を書いてみせます。

 

息子の手を持って、一緒に

丸を書こうとしますが、

手を操られることが

嫌なのか丸がうまく書けません。

 

クレヨンを持つのも握っている状態、

つまむことが難しいのです。

えんぴつを持つように、

親指、人差し指、中指での3指持ちは、

できません。

 

紙に書くのも、描くのも

息子ができるようになるためには、

段階で教えていくことが必要なようです。

 

不思議なもので、

療育でホワイトボードを見つけると、

置いてあるマーカーで書こうとしているのです。

 

マーカーが書けるものということはわかっている?

書きたいと思う気持ちはある?

 

興味をもてたものは、

目で見て覚える。

 

これが色々なことにつなげられたら、

できるようになることが

増えていくのかもしれません。

 

書くということが

いつかできる日がくるのかな。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆