息子が就園していれば年少の時の話です。
発語してほしいから単語を一生懸命教えます。
バナナ、りんご、くるま、
バイバイも手を振って見本をみせます。
なにも反応はありません。
絵本を見ながら、イラストの果物、野菜、
何か興味のあるものを見つけ出したかったのですが、
いつもぺらぺらめくって終わりになっています。
それか本を破ることに夢中になってしまいます。
K先生には、お家ではどうやって
言葉を教えたらいいのか聞きました。
例えば、バナナを食べるときに、
「バ ナ ナ」
と見せながら教えてみてください。
息子は視覚優位ということもあり、
バナナを見ながら教える方が
伝わりやすいそうです。
話を聞いたら、やってみたくなります。
家に帰って、
早速息子に本物のバナナをみせます。
バナナが大好きなので、
食べたいという気持ちで
私に近づいてきます。
そこで、
私は「バ ナ ナ」
と声に出して1文字づつ言います。
すると、
「バ」
と声に出してうなずいています。
息子は、
私の持っている
バナナを取ろうと必死です。
もしかして、「バ」って言った?
バナナの「バ」を言った?
今まで知らんぷりで
なにも反応してくれなかったのに。
もう一度、
「バ ナ ナ」
と息子に向かって言います。
「バ」
と声に出してうなずきます。
やっぱり、言ってるよね?
これみて、言ってるよね?
「バ」
が言えた。
息子が声に出して
「バ」と言った。
バナナの「バ」が言えた。
たった1文字ですが、
「バ」
が嬉しかったです。
☆読んでいただきありがとうございます☆