息子が就園していたら年少の時の話です。
運転がとてつもなく下手な私は、
とにかく息子と歩いたり、
バスや電車に乗ることをしました。
騒いでしまうことが心配だったり、
どうなるかわからないので
時間に余裕を持ったり、
息子が好きなアメやラムネを持っていました。
障害がなければ、何でもなく
できるようになることなのかもしれません。
でも、
息子にとって初めて歩く道も、
バスも、電車も
戦いです。
気合をいれて
一緒に臨まなければなりません。
見たことのないものを受け入れる心、
その見た目、その音、
何について息子が嫌と感じるのか
ヒヤヒヤします。
それでも、繰り返していくことで、
息子も慣れていきます。
散歩は、
手をつないで歩くことの練習です。
手をつないで歩くことができません。
それでも、散歩を繰り返しました。
手をつなげる時間が少しづつ増えていくのを
実感できました。
手をつないで歩けることがこんなにも
嬉しくなるとは知りませんでした。
息子に対して疲れ切っているはずなのに、
何かできるようになると、
それが吹っ飛ぶように嬉しくなります。
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