知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

日々のことも練習

息子が就園していたら年少の時の話です。

 

運転がとてつもなく下手な私は、

とにかく息子と歩いたり、

バスや電車に乗ることをしました。

 

騒いでしまうことが心配だったり、

どうなるかわからないので

時間に余裕を持ったり、

息子が好きなアメやラムネを持っていました。

 

障害がなければ、何でもなく

できるようになることなのかもしれません。

 

でも、

息子にとって初めて歩く道も、

バスも、電車も

戦いです。

気合をいれて

一緒に臨まなければなりません。

 

見たことのないものを受け入れる心、

その見た目、その音、

何について息子が嫌と感じるのか

ヒヤヒヤします。

 

それでも、繰り返していくことで、

息子も慣れていきます。

 

散歩は、

手をつないで歩くことの練習です。

 

手をつないで歩くことができません。

それでも、散歩を繰り返しました。

手をつなげる時間が少しづつ増えていくのを

実感できました。

 

手をつないで歩けることがこんなにも

嬉しくなるとは知りませんでした。

 

息子に対して疲れ切っているはずなのに、

何かできるようになると、

それが吹っ飛ぶように嬉しくなります。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆