ここまでを振り返ってみます。
- あれっと感じてから相談して、広場や教室に通ったこと。
- 障害の判定・診断を受けたこと。
- 知的障害とわかり、ほっとしたこと。
- 自閉症スペクトラムとわかり、息子の世界を考えるようになったこと。
私たち家族が知らない世界を知ることになりました。
息子一人を見ていれば、この子の成長がゆっくりでそれでもいいのだと思えます。
でも周りの子を見てしまうと、比べてしまうと、
息子の出来ないことが、
どうしても出来てほしいと思ってしまいます。
できないことができてほしいと悩んだり、
悲しくなったり、未来が見えなくなったり、
息子がかわいくても、
騒いでいる息子はとんでもない生物にみえたりしました。
どうして?なんで? 障害だから、自閉症だから、
頭でわかっていても
こうしてあげたい。こうなってほしい。こうできてほしい。
息子にできるようになってほしいという思いから、
追いつめてしまうときがあります。
それでできないと、私が落ち込みます。
息子は何もわかっていません。
私が教えていることも、
落ち込んでいることも、
何も伝わっていません。
障害とわかってほっとしたのに、
何もできない息子をみていると落ち込みます。
動き出したものの、
真っ暗なトンネルに迷い込んでいる状態でした。
☆読んでいただきありがとうございます☆