知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

私とバッグ一体化?①

息子のこだわりの話です。

 

息子は私のバッグを家の中でも持たせるのが好きでした。

騒がれて泣かれる方が大変だったので、

斜め掛けのバッグをかけながら家の中のことをしていました。

 

そんなことあるんだと思われますが、

一時期はいつも家の中でバッグをかけていました。

 

なんでバッグかけてるの?家族の反応もそうでした。

みかねた家族と次のことを試しました。

 

【バッグを隠す】

  →どこまでも探します。ありそうな場所をさがします。

   開けられないドアの所にしまいます。

   その前で「えんえん」と息子が泣くこともあります。

   私や家族の手を持ってドアを開けるよう要求してくることもあります。

【ほかの家族がかける】

  →家族が私のバッグをかわりにかけてくれます。

       みつけた息子はそれは違うと必死で取りにかかります。

       髪の毛をひっぱったり、顔をぎゅうっとつかんだり、

       とにかくバッグを取ろうとします。

 

というわけで、私がバッグをかけながら過ごすことが一番良い方法だと思いました。

バッグを外すと探知機が作動したように息子が近づいてきて

そのたびにバッグを渡されます。

言葉はでませんが「これをかけて」というように。

 

バッグをかけなければ泣きます。すごく泣きます。

バッグを持って私を追いかけまわします。

バッグを私にかけようとしてきます。

 

泣かれてしまうと何もかも進みません。

泣き声を聞いているだけでへとへとになります。
家のことが進まないと私のイライラも発動してしまいます。

 

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