知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

こだわりも解決していく?見えているものを考える。

息子が年中の頃の話です。

 

自閉症特有のこだわりが

発動してしまうと、

本人が納得する理由が必要になります。

 

「今は家の中だから

バッグを持たなくてもいいんだよ」

 

この言葉の意味が通じてくれたら

どんなに楽だろうか。

 

考えてしまいます。

頭の中によぎってしまいます。

 

「家でバッグは持たないよ」

 

言葉がつうじたら、、いいのに。

 

横かけバッグをかけている状態で

家事をしているのは変ですよね。

 

それも普通に感じるくらい慣れていました。

かけていれば息子は騒ぎません。

その方が楽でした。

 

家の中でバッグをかけていても

また息子のこだわりが始まっているんだ。

家族もそんな風に受け止めていました。

 

息子は、

なんでバッグを持ってくるのか。

 

息子から見える世界を想像しました。

 

あっ

 

私の着ているものは、、

外着でした。

 

部屋着のときは持ってきていない。

 

外着から着替えてしまえば、

バッグはかけなくても

落ち着いてくれます。

 

これだったのかなぁ。

 

息子の中で

外着の私は、

バッグとセットのようです。

 

今も続いている

こだわりです。

 

私が外着だと

バッグを持って登場します。

 

泣いたり、騒いだり

することはなくなりましたが、

私がバッグを持つまで離れません。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆