園長先生はこんなことも話してくれました。
言葉を教えられたとしても、その言葉を発語できたとしても、
本物と絵本の中に出てくるものの一致が
息子さんのようなタイプには難しいです。
例えば、本物のリンゴをみせての「りんご」と
絵本に出てくる絵の「りんご」が
同じものという理解がなかなかできないそうです。
こういうわけで本物の「りんご」をみて「りんご」と言えても、
絵本の「りんご」を指してこれは?と聞いても
「りんご」という言葉を発語しないことも考えられるそうです。
これを聞いたとき、とてもびっくりしました。
私から見たら同じ「りんご」は息子から見たら違う「りんご」なのです。
なのでこれもりんご?これもりんご?が疑問になってしまい、
言葉として出てこない・頭の中でわからないとなってしまうみたいです。
同じという言葉の意味もわからないので、
これも同じりんごだよでわかるってすごいことなのだとつくづく思いました。
息子の頭の中を考えると、
息子が言葉を理解していくのはとても時間がかかるのだとわかりました。
園長先生と話したのは一時間半位だと思います。
どうしていいかわからない私の気持ちも含めて、
息子に合った教え方、息子の頭の中、
私にでもわかるように教えてくれました。
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