知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

3歳 支援センターの面談

支援センターの

面談に行きました。

 

女性の園長先生は、

明るくハキハキしていました。

 

面談の部屋に入り、

机を挟んで

私と息子はイスに座りました。

 

すぐに息子は、

おもちゃスペースにいって、

どんどんおもちゃを出して、

あっという間に

ごちゃごちゃにしてしまいました。

 

そのまま、

息子が遊んでいたので

私に質問されます。

 

園長先生は、メモをとっています。

  • 生まれた時のこと、成長の様子
  • 言葉が出なくて心配になり相談した時のこと
  • 障害の判定で中度・自閉症スペクトラムの診断を受けたこと
  • 親子教室に参加しているがうまく参加できていないこと
  • 母親の私と離れると泣いてしまうこと

 

園長

「お母さんよく来てくれましたね。

この年齢まで

大きなけがさせないで

育ててすごいですね。」

 

まず私にかけてくれた言葉です。

 

言われたときは、

当たり前のようなこと

を言っているような

気がしてました。

 

危険がわからない息子が

歩き出して、

自分で動けるようになって、

走ることもできて、

高いところに登るのも好きで、

動きもだいぶ活発になりました。

 

思いもよらない事故にあったり、

大きなケガをさせないため、

そのために必死であることは

当たり前でした。

 

それを言葉にして

褒めてもらえること

ってないのです。

 

そばにいる母親が

子供の安全を守ることは

当たり前だからです。

 

後から思い出すと、

この言葉をもらえたことが

励みになりました。

 

私のやってきたことを

認めてくれたこの言葉を

今も思い出します。

 

園長

「おもちゃで遊ぶというよりは全部出して、

次のものを出すのを繰り返しているのね。」

「ジャラジャラという音で

自分がブロックを出していることを、

わかろうとしているのかもしれないわね。」

 

私はそんな風に

考えたことありませんでした。

 

車同士をぶつけて

音を出しているのも、

本をペラペラめくって

音がしていることも、

 

自分の行動を

確かめているのかもしれない。

 

息子が意味もなく

ただやっているだけの行動に、

何かこういうこと

なのかもしれない

と考えるきっかけとなりました。

 

ただ、

本当にやりたくて

やっているだけなこと

もありますが(^^;)

 

こういう風に

考えることもできると

自然に教えてもらえていました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆