知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

3歳 公園に行かなくなった理由

3歳過ぎて
  • 公園で遊んでいる他の子に対して息子が大きい
  • すべり台などの順番がわからないのでうまくかわさないといけない
  • 話しかけられてもわかっていない
  • ぶつかられても痛がらない
 
ある程度の年齢になると、
公園で知り合って
子どもと遊べる
という感覚でみんないます。
 
順番も守ろうとしてますし、
一緒に遊んでみよう
と声をかけてくれたりします。
 
息子より小さい子が
話しかけてくれたら、
息子は話せなくても
私が代わりに答えて
どうにかしのいでました。
 
どんぐり拾いの季節に
おばあちゃんと
お孫さんであろう女の子が、
拾ったどんぐりを
息子にくれました。
 
一緒に拾おうと言ってくれて
拾ったのは私です。
 
息子はどんぐりの帽子のところを
一生懸命はずすことを
繰り返していました。
 
私は息子が
どんぐりを口に入れないかを
ヒヤヒヤしながら見ていました。
 
大きなハンドルが遊具についていて、
それを回すのが息子は好きでした。
 
回してその先のすべり台を
すべることを繰り返していました。
 
あるとき、
そのハンドルを
2歳くらいの男の子が
回していました。
 
私も息子と一緒に
遊具に上って、
そのハンドルの横を通り過ぎて、
すべり台をすべらせました。
 
これを繰り返していました。
 
それでも息子は
ハンドルが気になってしまい、
そのハンドルの男の子の方に
近づいていこうとしました。
 
そこで私は息子を
「こっちだよ」
と止めました。
 
すると、
男の子はものすごい勢いで
泣いてしまいました。
 
全てを見ていた
お母さんは男の子をなだめ、
「泣かなくて平気だよ」
「みんな使いたいんだから順番だよ」
と話していました。
 
「ごめんね、近づいたら
びっくりしちゃうよね」
 「すみません」
 
お母さん
「泣き虫なだけなので、
すみません。」
と笑って言ってくれました。
 
 
そのお母さんに
責められたわけでもありません。
その男の子に
息子が何か手を出して
泣かせたわけでもありません。
 
息子は
泣いてる男の子の心配を
することもありません。
 
 
いつものように
ハンドル回そうって感じで、
全く気にしている様子は
ありません。
 
そして、
公園の周りでシートをひろげて
休憩している知らない人の
ペットボトルを飲もう
としてしまうことが増えました。
 
それをとにかく止めるという
無限ループもありました。
 
息子にとっては
私と追いかけっこ→疲れる
→飲み物→ペットボトルあった
→飲もう
みたいな感じです。
 
息子は
背が高いので標準よりは大きいです。
大きくて話せない子が
近づいてきたら怖いなって
思われてしまうのもわかります。
 
笑って許してもらえる
ぎりぎりのラインに
きているような気持ちになりました。
 
私が息子を公園に
連れていくことに
疲れてしまったように思います。
 
何かトラブルが起きる前に
行くことをやめたように思います。
 
☆読んでいただきありがとうございます☆