知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

3歳 障害の判定・診断

障害の判定

息子が児童相談所で判定してもらったのは、

児童心理司さんと女医さんでした。

 

まずは、児童心理司さんの質問に私が答えます。

成育歴や日常の様子・現在の状況など、

事前に電話で話したことをもとに再度確認しました。

さらに細かく聞かれたこともありました。

 

次に、息子に質問や積み木などの道具を使って

知的面をみてくれたように思います。

 

言葉が話せなくても検査できます。

実際、息子は発語していません。

  • 名前を呼ぶ、返事の確認
  • まる、さんかく、しかくの形を型はめしていく
  • 棒に木でできたドーナツ型の輪をとおしていく
  • 四角い積み木をつみあげる
  • 絵があって、言われたものを指す
  • 小さいえんぴつ、犬、めがねを並べてみせて、その次に一つ隠して何がなくなったのか聞く

もっといろいろやったのですが、

このようなことが記憶に残っています。

 

もちろん返事もできなかったですし、

座ることができないので

私が座っている膝に座らせておさえている状態でした。

 

児童心理司さんは

道具を持ってきてくれるのですが、

机の上に並べられるものじゃない方に

息子の気持ちがいってしまいました(^^;

 

形を理解していなかったのですが、

ドーナツ型を気に入って

何度も繰り返していました。

 

積み木をつみあげることって

簡単なような気がしてしまうのですが、

息子は最初できませんでした。

保健福祉センターでの心理判定で

二回目にやった時からできるようになったのです。

 

息子は積み木をつみあげることを

ずっとやってしまいました。

 

絵があって言われたものを指すことは、

全くできません。

 

物の名前をわかっているとは思えません。

 

えんぴつ、小さい犬、めがねの中では、

小さい犬の置物を気に入ったようで

そればかり触ってしまう状態でした。

 

判定や検査をどうやってしていくのか

何も知りませんでした。

 

息子は話せないし何もできないのに

大丈夫なのだろうか。

行く前は、こういうことを考えてました。

 

何でもそうですが、

やってみてわかることってありますね。

知らない世界を見た気がしました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆