障害の判定
息子が児童相談所で判定してもらったのは、
児童心理司さんと女医さんでした。
まずは、児童心理司さんの質問に私が答えます。
成育歴や日常の様子・現在の状況など、
事前に電話で話したことをもとに再度確認しました。
さらに細かく聞かれたこともありました。
次に、息子に質問や積み木などの道具を使って
知的面をみてくれたように思います。
言葉が話せなくても検査できます。
実際、息子は発語していません。
- 名前を呼ぶ、返事の確認
- まる、さんかく、しかくの形を型はめしていく
- 棒に木でできたドーナツ型の輪をとおしていく
- 四角い積み木をつみあげる
- 絵があって、言われたものを指す
- 小さいえんぴつ、犬、めがねを並べてみせて、その次に一つ隠して何がなくなったのか聞く
もっといろいろやったのですが、
このようなことが記憶に残っています。
もちろん返事もできなかったですし、
座ることができないので
私が座っている膝に座らせておさえている状態でした。
児童心理司さんは
道具を持ってきてくれるのですが、
机の上に並べられるものじゃない方に
息子の気持ちがいってしまいました(^^;
形を理解していなかったのですが、
ドーナツ型を気に入って
何度も繰り返していました。
積み木をつみあげることって
簡単なような気がしてしまうのですが、
息子は最初できませんでした。
保健福祉センターでの心理判定で
二回目にやった時からできるようになったのです。
息子は積み木をつみあげることを
ずっとやってしまいました。
絵があって言われたものを指すことは、
全くできません。
物の名前をわかっているとは思えません。
えんぴつ、小さい犬、めがねの中では、
小さい犬の置物を気に入ったようで
そればかり触ってしまう状態でした。
判定や検査をどうやってしていくのか
何も知りませんでした。
息子は話せないし何もできないのに
大丈夫なのだろうか。
行く前は、こういうことを考えてました。
何でもそうですが、
やってみてわかることってありますね。
知らない世界を見た気がしました。
☆読んでいただきありがとうございます☆