知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

2歳 初めての相談

初めての相談は、

地域の保健福祉センターに

電話をかけることから

始まりました。

 

2歳半過ぎても

言葉が出てこないので

不安なことを伝えました。

 

バイバイが

できなくなったこと、

クレーン現象が

あること、

泣き続けていること

を話しました。

 

担当の保健師さんは

とても優しく聞いてくださり、

かけるまでの

不安やドキドキは

解消されていました。

 

それでは、

こちらの心理相談員と

本人とお母さまで面談しましょう

と面談日の予約をとりました。

 

面談当日

センターの一室で

女性の相談員と面談しました。

もちろん息子も一緒です。

 

保健師さんが

息子をみてくれていました。

 

初めての場所、

初めての人、

息子は落ち着きません。

 

棚のようになっている

引き出しから

おもちゃを発見すると

全部出してしまいました。

 

また次の引き出しから

おもちゃを

出してを繰り返します。

 

あっという間に

ごちゃごちゃにしました。

 

和室の部屋も

あったのですが、

襖を開けては

閉めるを繰り返す。

 

ピシャン

という音が

何度も響きわたります。 

 

私が声をかけて

やめさせようとしました。

 

相談員

「お母さま

気になるとは思いますが

先に

これまでの話を

聞かせてください」

 

とまずは私からの

聞き取りから始まりました。

 

その後、

相談員の方が

実際に

息子の名前を呼びました。

 

息子は

返事もしなければ、

動きが止まることも

ありません。

 

おもちゃを使って

「こうしてみよう」

と声をかけてくれますが、

 

好きなミニカーを

持っているだけで

反応はできませんでした。

 

イスに座ることが

ようやくできると、

「お絵描きをしよう」

と一緒にやろうと

してくれました。

 

何もかけずに

クレヨンを口に入れてしまう

という結末でした。

 

実際、

相談してみようと決めてから

保健福祉センターに

電話するまで何度も迷いました。

 

かけようと決めても

やめてしまったこともあります。

 

今でも

この時電話をかけて

よかったと思います。

 

ここから

息子との一歩が動き出すのです。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆