知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

設定遊び~音楽~

息子が年長の話です。

 

園では、

一日の中で設定遊び

(みんなで同じ遊びをする時間)

がありました。

 

音楽は、

みんなが知っている曲をかけてくれます。

 

好きな楽器を選んで、

鳴らします。

 

息子は

タイコをよく選んで

叩くことが多かったです。

当時、兄たちの影響で

太鼓の達人を見ることも

ゲームとしてみんなでやることもあったからかもしれません。

 

年中の頃は

叩けて楽しそうにして笑顔です。

 

と連絡帳に書かれていることが多かったです。

 

年長では、、

 

ある日のこと。

 

曲に合わせて、

フリー演奏としました。

 

スズを持っている子も

 

タイコを叩く子も

 

タンバリンを叩く子もいました。

 

息子は、

鉄琴を選んだそうです。

 

好きなように叩いていた息子。

 

曲に合わせるというのは

まだわからない段階です。

 

ところが、、

 

お友だちが踊りだすと、

その様子を見ながら鉄琴を叩いています。

 

お友だちが動きを止めると、

○○君(息子の名前)も

手を止めています。

 

と連絡帳に書かれていました。

 

この文章が色々嬉しかったです。

 

自分のことだけでなく

お友だちを見ていたこと、

 

お友だちの踊っている様子に楽器を

鳴らしていること、

 

先生が息子の変化をみつけてくれたこと、

 

そして私に伝えてくれたこと、

 

曲に合わせてならすことは

できなくても、

 

誰かに合わせて音を鳴らしてみよう

という気持ちがあるのかも

 

と思いました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆