知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

設定遊び~友だち~

息子が年長の話です。

 

園では設定遊びの時間があります。

(一日の中でみんなで決まった遊びをする時間)

 

年長では、

設定遊びの中で

友だちあそびが増えました。

 

自分から友だちと

関わることがない息子。

 

友だちあそびは

息子にとって

すごく良い機会だと思いました。

 

ある日のこと。

 

風船にひもをつけて

ズボンに挟み

しっぽとりをしました。

 

風船についたひもを持ち

揺らしたり、回って

風船が

揺れ動く様子を見ています。

 

と連絡帳に書かれていました。

 

やっぱり、、、

お友だちと関わっては

いませんでした(*_*)

 

先生と話せた時、

「お友だちあそびは参加できていますか?」

と聞きました。

 

以前に比べて、

 

目が合うことが増えました。

 

名前を呼ぶと振り返ったり、

止まったりできるようになりました。

 

お友だち遊びの時は、

別の場所にいかなくなりました。

 

その遊びに使うものに興味を持てています。

 

お友だちと

関わることができなくても

職員が入って声をかけると

一緒にできることが増えました。

 

その時に

「うぃーっ」と声を出して

嫌な気持ちをあらわすこともあります。

 

というようなお話が聞けました。

 

お友だちのことを気にしている

というよりは、、、

 

まだ自分の世界で遊ぶ方が楽しそうです。

 

先生たちの支援によって

お友だちあそびに参加していました。

 

風船はみたらバンッとすぐに割ります。

割れなかったら割れるまでやります。

 

そんな息子が、

風船の動きをみることができるんだな

と思いました。

風船の動きに興味を持てていることが

嬉しくなります。

 

息子にとって当たり前だった行動に

変化が出てきていることを

感じました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆