知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

6歳 給食~配膳台まで運ぶ~

息子が年長の話です。

 

給食の時間があります。

食べ終わったら

自分で決められた場所に

器を返します。

 

器を返す場所も

わかりやすく示してくれていますが、、

 

息子には難易度が高い(^^;

 

母子通園の時も

私が一緒に配膳台まで

連れていって、

器を一緒に持ってここだよと

教えながら返す方法で教えました。

 

もちろん

やりたくない気持ちの時もあります。

 

息子には難しい

と私は思っていました。

 

とてもわかりやすく、

 

器を置く場所も

トレイを置く場所も

コップを置く場所も

 

あるのに。

 

ある日のこと。

 

給食後

「ごちそうさま」と

手を合わせるといつもは一緒に

配膳台まで運ぶトレイを

ひとりで運んでいます。

 

と連絡帳に書かれていました。

 

ひとりで運ぶことができる日が

くるとは思ってなかったです。

 

当時の私が先生に書いた文です。

 

スゴイですよね。

周りのお友だちがやっているから

自分もできると思えたのかもしれません。

 

器を置くのも、

ここだよと言うと、

そこに自分で

重ねることができました。

 

とつづきを教えてくれました。

 

集団生活に入れなかった息子。

自分の世界にいる息子。

何もできなかった息子。

 

少しづつ、

自分の世界から

周りをみることができるようになっている

と感じました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆