知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

6歳 言語指導で教わったこと

息子が年長の話です。

 

言葉は話せません。

会話はできません。

 

発語は

促してもらえることで

出るときがあります。

 

月に1回、

STのO先生による

言語指導を受けています。

 

O先生は週に1回、

園で子どもたちに関わっています。

 

言語指導は個別支援ですが、

集団の様子もふまえて

言語指導を考えてくれます。

 

集団でできていないことがあっても、

 

個別では集中できること

個別では応えようとすること

個別なら発語が出ること

 

に気づいてくれました。

 

O先生は、

息子の個別の集中力の高さを

認めてくれました。

 

集団ではなぜそれが発揮されないのか?

 

息子は、

先生がみんなに話かけている場面では

座っていられずフラフラしてしまう

タイプです。

 

みんなに話かけているときは

自分にではないと

息子は思ってしまうそうです。

 

自分一人だけ聞いていなくても平気

というより、

自分に言われたら聞けばよいと

思っているようです。

 

息子の隣に

O先生が座ってくれます。

 

前の先生が話してくれることに

あいづちを打ったり、

「これからあれやるんだって」

と話しかけてもらいます。

 

立たずに

座っていられました。

 

その時に、

手はおひざだよ

足は床にくっつけようねと

声をかけてもらって、

つうじました。

 

座って

背筋ピーンね!

と言われて

姿勢が良くなったそうです。

 

O先生は

その様子から

上手にできるのよ~と

個別の時に息子をほめてくれました。

 

その力があること

私にはわかりませんでした。

 

O先生は、

息子の能力に気づいて

できることをひろげていってくれました。

 

できないことも

続けていくように言われました。

(母音の発音、風船を膨らますなど)

 

目的は

できるようになることではなく、

息子が

できなくてもやろうとすることが大切

と教わりました。

 

息子が周りの人と

コミュニケーションがとれるように

するためには何をするのかを

教えてもらっていたと思います。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆