知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

言語指導の力

息子が年長の話です。

 

言語指導は

月に一度ありました。

 

O先生は息子に合わせて

言語指導を考えてくれます。

 

個別支援のときだけでなく、

集団でいるときの息子の様子も

みてくれています。

 

こういうことができていないから

こういう練習をしましょう。

 

O先生の説明は、

具体的で私にもわかりやすかったです。

 

今回は伸ばす音の練習。

 

あ・い・う・え・お

と発語の練習をしていた時、

 

あーいーうーえーおー

と先生が言っても

 

息子は、

あ・い・う・え・お

と言っていることに先生が気づいてくれました。

 

文章なので、

5文字連続で書いてしまいましたが、

実際は一文字ずつ先生のマネをして

交互に発語の練習をしています。

 

先生「あ」息子「あ」先生「い」息子「い」・・・

というように。

 

先生の「あー」に対して息子が「あ」

と発語していました。

 

私は、

正直何とも思わなかったです。

恥ずかしながら無知でした(*_*)

 

先生

「○○君(息子の名前)は息を長く吹くことやりましょう」

「ろうそくって消せますか?」

「消したがりますが何回もやります。」

先生

「シャボン玉はやったりしますか?」

「園でやったときにふけるようになったみたいです。」

先生

「いいですね!」

 

息を長くふくことも

発語のひろがりになるので

練習しましょう。

 

先生が取り出したのは、

プラスチックの

ヒルのくちばしのようになっているもの。

 

これに口をつけてふーしてみて。

 

息子に渡します。

 

息子は嫌がらずにやったのです。

 

上手く音にならなかったですが、

ふーではなくふっと息が入ると、

ブッと音が鳴りました。

 

息子は

その音にびっくりしていました。

 

そしてもう一度繰り返します。

 

先生

「上手だよーふーっだよ」

 

息子は一生懸命やりました。

 

先生ほど長くはありませんが、

ブッよりは少し長くできるようになりました。

 

こういう練習で

息が長くはけるようになれば

もう少し発語も

増えていくかもしれないですね。

 

お家でも何かできることありますか。

私が質問しました。

 

風船を膨らます

練習でもいいですよ。

 

おもちゃだと

音が鳴るラッパとかね。

 

ラッパや風船なら

息子も

楽しそうだなと思いました。

 

具体的な提案をされて

やってみよう(^-^)

と思ったのを覚えています。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆