知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

6歳 自分の名前読めますか?

母子手帳の保護者の記録をみると

6歳の息子の様子を思い出します。 


保護者の記録の項目に

 

ひらがなの自分の名前を読んだり、

書いたりできますか。

 

とあります。

 

息子は<いいえ>です。

 

ひらがなも

 

自分の名前も

 

わかってほしいというのが

本音です。

 

何もやらなかったわけではありません。

 

名前のひらがなが

読めたらいいなと思っていました。

 

自分の名前が

言えたらいいなと思っていました。

 

でも息子はできませんでした。

 

ちなみに数字もわかっていませんでした。

 

言語指導の時間に

「あ・い・う・え・お」

の母音の口の形と発声の練習を

教わったので練習はしていました。

 

この頃の息子は、

「あ」

「い」

「う」

「え」

「お」

と一文字の発声ができたら

『よくできたね』というところにいました。

 

文字の発語も

書くことも

息子には難しかったです。

 

ひらがなを読めたり、書けたり、

できる日が

あるのかわかりません。

 

できるとしても

ずっと先の話のように感じました。

 

「あ」が言えても

「か」が出てくるわけじゃないのが

難しく、もどかしく、、、。

 

どうして出ないの??

という私の悩みになっていました。

 

<いいえ>に丸をしていることが

悲しくなったのを覚えています(^_^;)

 

☆読んでいただきありがとうございます☆