知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

食具のこと

息子が年中の頃の話です。

 

園では、

食事の時にスプーン・フォークを

使っています。

 

でも、

手がほとんどでした。

 

まだ手づかみで食べることもありました。

 

先生から、

スプーンをもって食べ物を

口に運べますが、反対の手を

添えてしまうことが多いです。

 

という話をされました。

 

確かに、

フォークの時も

ちゃんとさして食べ物を

口に運ぶときに

反対の手が添えられています。

 

手づかみの回数は減って

いますが、手を添えるのは

つづいています。

 

と書かれていました。

 

全て、

手づかみをしないで

食べきることは難しかったです。

 

手を添えるのは、

お皿だよと先生たちは教えてくれました。

 

指の使い方は

息子にとっては大変です。

 

スプーンもフォークも便利な

食具なのに、息子には

手が一番使いやすいのだと思いました。

 

夫がお茶漬けを食べる時に

木製スプーンを使って食べるのを見て、

長男も次男も「いいな~そのスプーン」

と言いました。

 

そんなに木製スプーンは、

魅力的なのかと思っていました。

 

すると、

息子にお茶漬けを出した時、

食具の引き出しを開けて

木製のスプーンを自分で出してきました。

 

木製スプーンを使いたい気持ちが

息子にも芽生えていたようです。

 

食具に興味を持っていたとは

驚きでした。

 

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