朝泣いたら大変!バスに間に合いたい!②
「もう遊びはおしまい」
息子の前で手のサインを
してみせます。
「遊びは帰ってからまたやろう」
ミニカーから離れようとしません。
バスの時間はせまっています。
息子は行く気持ちになっていない。
どうしよう。
考えている時間はありません。
もう抱っこしかない!
ミニカーはそのままで、
息子を抱っこして玄関に行きました。
「うぇーん。うぇ~ん。」
泣き始めました。
抱っこを嫌がって、
のけぞります。
こちらも必死で抱っこです。
「もうバスの時間だからいこう。」
声をかけます。
「うぇ~ん。うぉうぉぅお~ん。」
もっと泣きます。
タオルで涙を拭きます。
靴をはかせます。
リュックと手さげバッグを持ち、
息子を抱っこします。
玄関を出ます。鍵を閉めます。
「うゎーん。うゎーん。」
泣き止みません。
走っていくしかない。
「バスに乗って園に行くんだよ」
声をかけます。
抵抗がなくなりました。
バス乗り場までつくと、
抱っこをしててほしいのか
しがみついてきます。
タオルで涙を拭きました。
泣き止みました。
わかってくれたかな
バスがすぐきました。
先生「泣いてましたか」
家で遊びがうまく終わらせられないまま、
来たことを伝えました。
先生「園ついたらいっぱいミニカーで遊ぼう」
と声をかけてくれて
抱っこして席まで連れて行ってくれました。
嫌がらなかったので
切り替えられたようです。
バスを見送れました。
ふーと息を吐きました。
時間にしたら何分のこと。
バタバタでした。
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