知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

3歳 初・療育②

前回に続いて初めての療育の話です。

 

まず、K先生が持ってきた

カードを見せてくれます。

 

バナナやりんごの果物と

メガネや腕時計だったと思います。

カードを見せて言葉を言うだけでなく、

K先生が

手を動かしていることに気づきました。

これは言葉のサインだそうで、

視覚優位の息子には

サインと一緒に教えてくれるそうです。

言葉の意味が分からない息子の場合、

このサインの動きで

伝わることもあるそうです。

【K先生が実際やってくれたこと】

机の上のカードに

息子の目線がいくようにカードを動かして、

息子の視線をカードにひきつけながら

「り ん ご」

と言いながら口の動きをみせていました。

 

息子はまだ発語を

マネすることはありません。

机の上に置いてある

終わったカードを

とにかく下に落とすことをしていました。

 

そっとではなく、ざばーっと落とす。

又は投げ落とす。

それをK先生と私でひろう。

K先生は、集めたカードを机の下に置き、

また息子に教えてくれます。

 

息子はイスから立ち上がり、

しゃがみこんで

その机の下のカードをとることに夢中です。

K先生

「下のカードがどうしても気になっちゃね。」

と声をかけてから、

イスに座るよう息子を促します。

怒ることはしません。

優しく言ってくれました。

 

カードをもう一度見せてくれて

また繰り返します。

 

 ☆読んでいただきありがとうございます☆