自閉症の息子にはこだわりがあります。
こだわりが始まると他のことは受け付けない
やっかいな部分です。
園庭の端においてあった可愛い花の鉢がありました。
入園式で並べてありましたが、
何日か後に、違う場所に集められていました。
見つけた息子は、朝登園するとその鉢を
前の場所にもっていきます。
先生には伝えました。
先生は
ありがとね~
力持ちだね~
と声かけてくれました。
あの場所なら危なくないので大丈夫ですよ。
叱られたり、止められたりしませんでした。
園庭には、二列に並ぶすべり台があります。
息子は右側だけしかすべりません。
階段を上るとそこで周りを見渡します。
それからすべります。
先生たちは、
無理に反対側をすべらせることなく、
見守ります。
息子の行動に言葉をつけてくれます。
今日はお天気どうですか?
あっちに○○先生が見えたかな?
もちろん息子は答えません。
でも声をかけてくれるのです。
すべってきた後に、
先生が下にいると
嬉しそうに笑うようになりました。
私の場合、
早くすべっておいで。
と声かけてしまいます。
先生たちの息子への対応、
声のかけ方を見ることができて
勉強になり良かったです。
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