知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

障害児と兄弟

息子が年長の話です。

 

お天気の良い日。

息子と兄2人を連れて、

近くの公園に行きました。

 

原っぱになっていて、

ボールをけって遊ぶことも可能でした。

 

3人でボールをけっているのですが、

息子はボールを持って走って

近くの木の方に投げるという行動。

 

怒りもせず、

笑ってそのボールをとりにいく

兄たち。

 

あまりに違う方向に

息子が行ってしまうときは、

私がすかさずつかまえます。

 

私にはいい運動ですね(^^;

 

遊具のある公園ではなく、

走るだけでも

息子は楽しそうでした。

 

大きな木の幹、

落ちている葉っぱ、

(きれいな状態のもの)

ベンチ、

 

息子が興味を持って

近づいていくものは

決まっています。

 

次男が、

疲れた~と寝っ転がっていました。

母は正直、草の上にねてほしくありません(>_<)

 

それをみた息子が、

次男に重なるように

一緒に寝っ転がりました。

 

「お兄ちゃんと一緒で疲れたのか」

と声をかける次男。

 

何も言わないのですが、

一緒の行動をしている姿が

かわいく思えました。

 

次男「この姿写真撮っておいて」

 

と言われるがままに、

写真を撮りました。

 

息子と私で

公園に行くことが体力的にハードなので、

一緒についてきてくれた2人に

感謝しています^^

 

☆読んでいただきありがとうございます☆

 

 

 

 

 

 

 

オセロ・トランプ・・・

息子が年長の話です。

 

お兄ちゃんたちが

遊んでいると気になる息子。

 

じっくり考えながら、

戦っている2人。

 

触りたくて、

うずうずしている息子。

 

息子の手ををおさえながら、

一緒に

オセロをみています。

 

一緒にできたらいいのに。

 

そう思うものの、

なかなか息子には難しい(^_^;)

 

だから

2人の兄の戦いを観戦します。

 

息子がオセロを触れるのは、

試合終了後です。

 

並べられたオセロを片付けます。

 

片付けても、

もう一度並べます。

 

ゲームは参加できませんが、

オセロを並べる、片付ける・・

遊びはしていました。

 

トランプは、

ピラミッドのようにおいていくことに

興味を持ちました。

 

集中力が必要で、

この指先の力加減も難しいと思い

息子に「やってごらん」

とは言えませんでした。

 

ところが、

息子がマネをしはじめたのです。

 

倒れてしまうトランプ

 

それはそれは

難しいです(T_T)

 

上手くいかないので

あきらめるかと思いました。

 

でも、

お兄ちゃんたちがやっているのを

一生懸命見ているのです。

 

そして、

また繰り返します。

 

こんなに

気持ちが持続することがあるんだなと

発見でもありました。

 

そして、

できたのです!!

 

嬉しそうな顔をするでもなく、

黙々と次のをやろうとして

倒れてしまったのです。

 

そこで怒ったり、

イラついたりしなかったことも

発見でした。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆

 

 

 

 

 

 

 

特別支援学校の話⑤

特別支援学校の中に

実際に入ったときの感想です。

 

廊下を歩いていくと、

掲示物は貼られています。

 

私の勝手なイメージで、

掲示物とかは

息子だとはがしてしまうとか

あるのですが・・。

 

そういうものは貼られていないのかなぁ

極端に少ないのかなぁ

 

と想像していました。

 

実際は違いましたね。

色々貼られていました。

 

子どもたちの作品も貼られています。

その作品のステキさにビックリしました。

 

小学生になると

こういう作品が

できるのか?できる?大丈夫?

息子を想像しては

常に抱える心配はありました。

 

園に入る前も

一緒に母子通園していた時も

息子の様子に

不安や心配はありました。

 

学校に入る前もあのときと同じだと、

自分に言い聞かせていたように思います。

 

学校は、

とても開放的でした。

 

地域住民の方々にも

特別支援学校が

どういうものか知ってもらうということを

大切にされている校長先生でした。

 

保護者対象の説明会、

個人の一日体験、

入学説明会、

入学者対象の体験、

個別の面談、

 

に加えて、学校公開、夏のお祭り、秋の文化祭、

のように学校がどういうことをしているのか

見に行って良い機会がたくさんありました。

現在は、コロナの影響でできていないことがあります(>_<)

 

こうして、

学校内の様子を知り、

先生たちと直接話す機会があり、

こちらの不安や心配事を

できるだけ和らげてくれていたのではないかと

今振り返ると思います。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆

 

特別支援学校の話④

特別支援学校に実際に入ってみた時の

感想です。

 

教室は色々な広さがありました。

 

四角い正方形に近い場合もあります。

長方形に近い教室もありました。

 

クラスの人数は3~6名でした。

担任の先生は2人いました。

 

教室には机とイスがあります。

ロッカーには自分の持ち物が

置けるようになっています。

 

かごがあって、

そこに置くものの写真が貼られています。

 

息子のように

字が読めない子も

ここに何を置くのかが

目で見てわかるようになっています。

 

教室にホワイトボードがあり、

その前に座るときは

イスを並べています。

 

床には、

ビニールテープが貼ってあり、

イスを置く位置が

わかりやすくなっていました。

 

音楽室はイスが並んでいませんでした。

 

子どもたちが体育座りをして

先生たちが間に入って、

一緒に座っていました。

 

端にイスがあるので

必要な時は

みんなで並べるようでした。

 

教室のイスに背もたれがなく、

背もたれのないイスで大丈夫か

心配になったことを

覚えています。

 

母の心配はよそに、息子は意外と

背もたれのないイスに座ることができました=^_^=

 

☆読んでいただきありがとうございます☆

 

 

 

特別支援学校の話③

特別支援学校のことが

よくわかっていなかった私。

 

息子の就学を決めて、

はじめてその中身を知りました。

 

グラウンドが

今まで見たものと違って、

建物で囲まれているようになっていました。

 

各教室から校庭は見えても、

外から見えない作りになっています。

 

中庭のようなグラウンドでした。

 

外に出てしまうこと

出たくなってしまうこと、

そういう気持ちが

うまれないよう工夫されていると

感じました。

 

息子の親として、

このつくりは安心しました。

 

子どもたちのげた箱には、

ベンチのようなイスがありました。

 

朝、スクールバスがついたとき、

学年の先生が手分けをして、

それぞれのバスに子どもたちを

迎えに行ってくれます。

 

自分で降りて、

玄関に行くのではなく、

先生たちがバスに迎えに来て降りられます。

 

そして、

玄関のベンチは

用意ができた子が座ったり、

靴の着脱が不安定な子が座ったり、

そのためにありました。

 

用意ができた子がなぜ座っているのか??

 

自分で教室に向かうのではなく、

先生に連れて行ってもらいます。

 

手をつないで

誘導してもらいながら

息子は移動します。

 

高学年になっていくと、

一列に並んで先生の後ろについて

歩いている姿をみかけます。

 

挨拶もしてくれます。

 

こうなってほしいなと

思わせてくれます。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆