知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

周りの様子をみています☆

息子が年長の話です。

 

ある日のこと。

 

クラスにある

集まりのボードの裏に

のぼっておりる際、

フックに袖をひっかけており、

やぶけています。

 

袋に入れて、持ち帰ります。

 

ご確認をお願いします(2か所)

 

と連絡帳に書かれていました。

 

この頃の息子のブーム

 

今日の日にちや予定が

文字と写真でわかりやすく提示してある

ボードがあります。

 

そのボードに

のぼってしまうのです。

 

息子ともう一人のお友だちで

のぼって

ボードの裏から顔を出して

教室内を見る

というのが楽しいようです。

フックが危ないということで

先生が撤去してくれました。

 

のぼってしまうことは

ダメといわれています。

 

ただ、先生たちは

そこからのぞいている2人の姿は

面白がってくれています。

 

何を見ているのか

2人の視線をみていてくれました。

 

すると、

他のお友だちや先生の動きに合わせて

2人の視線がうごいていたそうです。

 

そして、ボードからおりて

自分の好きな遊び・おもちゃ遊びに

参加しているようです。

 

ダメなことをしているときも

様子をみてくれています。

 

いけないことをしているときに

何に興味を持ち、

何がしたくてそこにいるのか、

 

他のことに

行動を移すことができるのかを

みてくれます。

 

ボードにのぼるという

ダメな行動から観察して、

 

そのダメな行動をしなくても、

興味のある行動につなげていく方法を

考えてくれています。

 

ダメなことをしているのに、

周りに興味を持ってみていることを

伝えてもらいました。

 

ダメな行動の裏にある

 

息子の行動の観察、

前向きな言葉で

私たちに家族に伝えてくれる先生たち

 

いつも感謝しています。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆