知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

先生たちの対応~園庭でおにごっこ~

言語指導の日に園に行くと、

園庭で遊んでいる

子どもたちの

様子を見ることができます。

 

(このブログで園と書いていますが、

児童発達支援センターが正式名称です。)

 

息子のように

集団生活が苦手な子には、

遊びの鬼ごっこ

先生と一緒に参加していることがあります。

 

中には、

ルールもきっちり理解していて、

お話しができる子もいます。

 

「おにがやりたい」

と一人の先生が手をあげます。

 

僕も~私も~

やりたがる子がいました。

 

じゃんけんで鬼が決まりました。

 

先生は負けてしまって、

鬼になれません。

 

すると先生は、

「おにがやりたかった」

とすねるような態度を見せたのです。

 

すぐ演技だなとわかりました。

 

でも子どもたちは

真剣に先生に声をかけます。

 

「やりたかったの。じゃあやっていいよ」

 

先生は、

「じゃんけんで負けたから仕方ない」

と断ります。

 

「わかってるけど、やりたかったの」

 

下を向きながら、先生が言葉で伝えます。 

 

演技がうまい。

 

「ありがとう優しくしてくれて」

 

「鬼じゃなくても楽しいから先生逃げるね。」

 

と鬼ごっこが始まりました。

言葉だけで伝えるのは難しいですが、

実際はもう少し長いやりとりをしていました。

 

自分がやりたいことを伝える?

ガマンする?

相手の気持ちで考える?

 

先生がすねてしまう役を演じていたのには、

こういうことが何度か

子どもたちの間であったからだそうです。

 

人がやっていると、

こういう風にしない方がいいのかもしれないと

わかることがあるらしいです。

 

息子の場合、、。

 

イヤな気持ちをううーっという息子に

私もううーっと同じ大きさの声で

マネしてみることがあります。

 

ハットした表情になればいいのですけど、、。

毎回うまくはいきません。(^^;

 

☆読んでいただきありがとうございます☆