言語指導の日に園に行くと、
園庭で遊んでいる
子どもたちの
様子を見ることができます。
(このブログで園と書いていますが、
児童発達支援センターが正式名称です。)
息子のように
集団生活が苦手な子には、
遊びの鬼ごっこで
先生と一緒に参加していることがあります。
中には、
ルールもきっちり理解していて、
お話しができる子もいます。
「おにがやりたい」
と一人の先生が手をあげます。
僕も~私も~
やりたがる子がいました。
じゃんけんで鬼が決まりました。
先生は負けてしまって、
鬼になれません。
すると先生は、
「おにがやりたかった」
とすねるような態度を見せたのです。
すぐ演技だなとわかりました。
でも子どもたちは
真剣に先生に声をかけます。
「やりたかったの。じゃあやっていいよ」
先生は、
「じゃんけんで負けたから仕方ない」
と断ります。
「わかってるけど、やりたかったの」
下を向きながら、先生が言葉で伝えます。
演技がうまい。
「ありがとう優しくしてくれて」
「鬼じゃなくても楽しいから先生逃げるね。」
と鬼ごっこが始まりました。
言葉だけで伝えるのは難しいですが、
実際はもう少し長いやりとりをしていました。
自分がやりたいことを伝える?
ガマンする?
相手の気持ちで考える?
先生がすねてしまう役を演じていたのには、
こういうことが何度か
子どもたちの間であったからだそうです。
人がやっていると、
こういう風にしない方がいいのかもしれないと
わかることがあるらしいです。
息子の場合、、。
イヤな気持ちをううーっという息子に
私もううーっと同じ大きさの声で
マネしてみることがあります。
ハットした表情になればいいのですけど、、。
毎回うまくはいきません。(^^;
☆読んでいただきありがとうございます☆