知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

場面に合った言葉

息子が年長の話です。

 

プールが好きな息子。

 

自分から言葉が出ることは

ほとんどないです。

 

会話ができません。

 

ある日のこと。

 

プール内で大ジャンプをして、

水中に潜っています。

 

もっと高くジャンプしたいと

思ったのか

職員に「やって」と伝えています。

 

高い高いのように

持ち上げてゆっくり入水しました。

 

満面の笑みで、

その後も「やって」と

伝えています。

 

と連絡帳に書かれていました。

 

自分の要求を相手に伝える

「ちょうだい」

と手を重ねて発語するときがあります。

 

やってほしい時も

「ちょうだい」と言っていました。

 

ここでは

「やって」

と場面に合っている言葉が言えてました。

 

先生の発語を促す問いかけが

あったのだと思うのですが、

「やって」と発語ができていることに

驚きでした。

 

言葉はなかなか出てこないので、

こちらから促して

発語が出るように会話をする。

 

本人の気持ちを言葉にして確認してあげる。

 

ちょうだいではなくて、

やってほしい気持ちを

伝えることで

相手がそのように動いてくれる。

 

こういう経験を

繰り返して

積み上げていくことを

先生たちがしてくれていました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆