知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

年長さんの卒園式

息子が年長になるということは、

年長さんがいなくなってしまいます。

 

年長さんの卒園式の話です。

 

卒園式は、

在園児も参加しました。

 

私は、

来年の息子の卒園式を

想像していました。

 

イスにちゃんと座っています。

 

先生に呼ばれて、

証書をとりにいきます。

 

お辞儀もしていました。

 

私は息子をおさえつつ、

座っていました。

 

そして、

プロジェクターが準備されると、、。

 

興味を持って近づく近づく、

息子をそこから離しても、

次のお友だちがのぞいています。

 

園長先生の

話している下から

おともだちが「こんにちは」

というように出てきたときは

みんな笑っていました。

 

穏やかな雰囲気で式は

進んでいきました。

 

先生たちの出し物が始まったとき、

なぜか廊下に置いてあった

段ボールをみつけて

中に入って座っていた息子。

 

一緒にいながら、

いつここから出そうか

考えてました。

 

そこに先生が登場して、

「ここにはいってたの~かわいい。

でも、もう先生たちの荷物入れるから立ってね。」

 

ニコニコ顔の先生に促されて、

すんなり立ちあがる息子。

 

言葉がわかるの?

 

魔法がかかったか

のように言うことを

聞けていました。

 

そして、

元の場所に戻ることができました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆