知的障害で自閉症の息子との話

知的障害で自閉症の息子とのこと・育児について書いています

マスクも練習です!

息子が年中の頃の話です。

 

かかりつけのクリニックでの話です。

 

病院は予約していても

順番は待ちます。

 

病院に連れていくことよりも

待っていることが大変でした。

 

抱っこで待てない大きさになっていました。

 

おもちゃゾーンか、

一緒に座っているか、

本をパタパタするか。

 

咳が出ているときは

マスクをしなければなりません。

 

5歳の息子は

マスクができませんでした。

とにかく嫌がりました。

 

マスクをひっぱってゴムが切れて

使えなくなることもありました。

 

マスクは何枚も

持っているようにしていました。

 

咳が出ているのに、

マスクをしていないことは

他の方の迷惑になります。

 

マスクを嫌がり、

つけても投げられてしまう。

 

投げて落ちたものを

もう一度つけることはできません。

 

かかりつけなので

息子に障害があることも

説明はしてます。

 

受付の人に

マスクはつけてくださいね

と言われてしまいます。

 

マスクがつけられないので、

すみませんが外で待っています。

 

というやりとりを

この頃は毎回していました。

 

小児科の順番待ちは恐怖でした。

 

 

 

マスクをつけることが難しいです。

 

5歳だと

「えっ」て

思われてしまうのは

仕方ありませんよね。

 

タオルをもって

息子の咳が出る瞬間に

口の前にタオルをもって

すかさずおさえてました。

 

待てない気持ち、

タオルも嫌がり、

マスクをしてほしい

と私も思っていました。

 

マスクをつけることも

練習するしかありません。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆

 

 

 

 

 

 

たまごの料理

息子が年中の頃の話です。

 

たまご料理は何が食べられるのか?

 

たまご焼き、目玉焼き、ゆで卵

 

目玉焼きは

白身だけ食べました。

 

ゆで卵は、嫌がりました。

 

たまご焼きは、

見た目が黄色なので

難しいと思っていました。

 

お兄ちゃんたちの

お弁当に入れるたまご焼きを

作りました。

 

お皿の上で冷ましていました。

 

カットしていて

一口サイズです。

 

息子が

パクっと食べたのです。

 

甘いたまご焼きが

食べられました。

 

わざわざ作って

嫌がられるよりも、

何も言わないのに

興味をもって

口に運んで食べられるようになる。

 

こんな楽なことがあるんだと思いました。

 

美味しそう

食べてみよう

と思う息子の感情を想像します。

 

オムライスは、

たまごの部分だけ食べています。

 

薄焼き卵にして、

細く切ってみると

食べません。

 

炒り卵にしても

食べません。

 

たまごかけご飯

は食べられました。

 

たまご1つだけでも

色々試せました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イカ・タコ・エビは食べたいの?

息子が年中の頃の話です。

 

家でご飯を食べることだけでなく、

園の給食が始まりました。

 

偏食はあります。

 

ご飯が好きです。

 

通園してから

食パンを食べられるように

なりました。

 

焼き魚が好きです。

お刺身も好きです。

 

たこ焼きが好きで

タコが食べられます。

 

エビチリを作ったら

エビが好きなので

食べられました。

 

イカは炒めるだけでも

匂いでわかるようで

食べられるようになりました。

 

ところが、園の給食で

ボイルされたイカが出ても

嫌がったそうです。

 

ボイルされた白いイカ

イカ

認識できなかったのかもしれません。

 

先生に

家での調理方法を聞かれました。

 

炒めて、塩コショウをして

最後にしょうゆを少々かけるだけです。

 

炒めたイカの色が

変わっているので

その色で

覚えているのかもしれません。

 

ちょっとしたことが

息子にとっては

全く違う食べ物に

なってしまいます。

 

ある日のこと。

 

イカのフライがでました。

 

たれが

ついていたので

匂いを確認しています。

 

食べられると

思ったようで一口食べると、

全部食べられました。

 

と書いてありました。

 

食べられるものを

見つける力を

身に着けてきたように思いました。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆

 

 

 

 

 

 

食べ物は色で無理!パスタで好きな味?

息子が年中の頃の話です。

 

偏食あります。

 

たまに、

それ食べられるの?

 

という時があります。

 

パスタは喜びません。

 

ペペロンチーノを作ると、

なにやら

匂いをクンクン

かいでいます。

 

にんにくの味は好きなので、

食べてくれるのではないかと思いました。

 

くちびるにパスタを

1本くっつけます。

 

くちびるをなめて

味を確認しています。

 

ピッカーン!!

 

効果音をつけるとしたら

こんな感じです。

 

食べられる

という表情になります。

 

そこからは

あっという間に

食べてしまいました。

 

トマト系やクリーム系は

色でダメです。

 

試そうとすると

本気で嫌がられます。

 

口は絶対に開けません。

 

そんな息子が

夢中になって食べたのが

バジルソース

でした。

 

袋から出して

絡めるだけのタイプです。

 

見た目は緑で

ちょっと匂いもあります。

 

なんで食べようと思ったのか

わかりません(*_*)

 

わからないことばかりですが、

食べられるものが

増えていくことは嬉しいことです。

 

☆読んでいただきありがとうございます☆

 

 

 

 

 

 

美味しいものはくれません

息子が年中の頃の話です。

 

「ちょうだい」

と言ってほしいものを

手も入れるやりとりを

覚えてきました。

 

欲しい気持ちや

食べたいという気持ちを

「ちょうだい」

という言葉で伝えること

だいぶわかってきたように思いました。

 

兄弟たちが食べているものも

まるで自分のように

食べようとすることも

ありました。

 

それでは、

反対の立場になって

みたらどうするのかな。

 

おせんべいを

お皿に乗せて、

息子が食べています。

 

まずは長男が

「ちょうだい」

と言って口を開けます。

 

見えているのに

あげようとはしません。

 

つづいて次男が

「ちょうだい」

と言って口を指さして、

ここにとわかりやすく伝えます。

 

少し手を止めましたが、

せんべいを

急いで食べ切ろうとします。

 

とられちゃうと思っているようです。

 

美味しいものは

自分で全部食べたいようです。

 

美味しいものを

どうぞってできますように(^^;

 

☆読んでいただきありがとうございます☆